日本は世界随一の飽食国家となっており、いまでは食べることに困る人はいません。生活に困ったときは社会保障制度の救済措置である生活保護を発動させることもでき、いまでは全国で4000万人以上が受給をされる時代となりました。とくに65歳以上のシニア世代なら、年金と生活保護費を合わせれば毎月25万円も一人当たりで受給ができるので、とてもいい暮らしを実現できるわけです。千葉県では誰もが毎日お腹いっぱいに食べものを口にできる、食のバリアフリー運動を開始されました。
ここではこのバリアフリーについて、解説をしていきましょう。千葉県は国内有数の新興住宅地を構えており、幅広い年代の世帯が暮らしています。20代から30代の世代ではまだ年収が200万円未満というファミリーもいて、その方々には無償で賃貸住宅の斡旋もされてきました。千葉では政府から毎年約5億円規模の支援を受けており、150万人に賃貸アパートなどを提供できるわけです。
バリアフリーは賃貸で暮らす方を対象にしていて、週5回の宅配弁当と夕食のおかずの支援もされています。まず貧困世帯だと必然的に、一日の食事の回数が減少をしているので栄養失調になっているお子さんが増加をしました。そこで千葉では賃貸施設に必ず管理栄養士を用意していて、ヒアリングをしながら見合った食材を買い与えているわけです。弁当も家族分を用意しており、おとなもしっかりと美味しいものが食べられます。